VRMLを使ってみよう 番外編 (CosmoPlayerのインストール)

CosmoPlayerもないと不便じゃない?

普段の動作確認では、最初にインストールしたfreeWRLで特に問題はなかった。
しかし、http://d.hatena.ne.jp/erythritol/20130204/1359982219:Titleで原因不明で動かなくなった時、VRMLデバッグをするにはfreeWRLのエラーは不親切だと痛感。

色々調べた結果、CosmoPlayerはエラー表記は丁寧だという噂を聞き、インストールすることにした。

ただし、Firefoxにインストールするにはコツがいる。
VRMLはもうかなり昔のテクノロジーで、CosmoPlayer自体も現在では開発停止状態。
インストールするためには「あたかもNetscapeを使っているかのような」偽装が必要なのだ。
まずは
http://cic.nist.gov/vrml/cosmoplayer.html:Title

http://cic.nist.gov/vrml/cosmoplayer.html#FIREFOX:Title
に従ってインストールする。

端的にいうと、

  • Firefox.exe(firefoxの実行ファイル)が保存されているフォルダに、「netscape.exe」という名前の空ファイルを作成しておく
  • インストーラに沿ってインストールを進めていき、CosmoPlayerをプラグインとしてインストールするブラウザの選択画面では「Other (unsupported browsers)」を選択
  • さらに「Netscape Browser - Unsupported Version」を選択
  • インストールフォルダとして、Firefox.exeがあるフォルダ(先ほどnetscape.exeファイルを作成した所)の1つ下のpluginsを指定

で、あとはインストーラに従っていけばうまくインストールできる。
音が再生できないとかエラーメッセージが出ていたけど、今回は少なくとも使わないので無視した。

htmlファイルにVRMLファイルを組み込む

CosmoPlayerはwebブラウザプラグインなので、見たいVRMLファイルをhtmlファイルに埋め込んでやることにする。

<html>
<head>
<title>VRMLをCosmoPlayerで観てみる</title>
</head>
<body>
<center>
<embed src="testexternproto.wrl" width="750" height="500"></embed>
</center>
</body>
</html>

embedタグ1つでできちゃうので案外簡単だった。